3月5日にNPO法人コミュニティーケアサポートの八田桂子先生をお招きして認知症ケア研修開催しました。
今回の研修には法人内の施設から36名の職員が参加しました。
最初に講義を行って頂き、認知症の定義や種類(アルツハイマー型、脳血管型、レピー小体型、前頭側頭型)を理解し、そして、認知症の方の心や行動を理解、情報収集をして支援をしていくことが大切であることを学びました。
次に、グループホームサルビアの事例をもとに「ひもときシート」の考え方についてグループワークをしました。
例えば認知症の方が幻覚であると訴えた場合、介助者は見えてない、大丈夫と自分の視点で相手の訴えを否定すると、不快な感情を与えるだけになってしまうとのことです。
介助者は認知症の方が幻覚が見えていることを受け入れて、行動から原因を考え、特定の物を見たときに幻覚を起こす場合は、物を取り除き、不安にならないような環境をつくるなど相手をを受け入れて支援していくことが必要ということが分かりました。
今回の研修は、より質の高い認知症ケアにつながる講義となりました。