おたより

共存の道を探る日。

今頃日本中では鬼は外やら福は内やらと盛り上がっていることでしょう。

こんなご時世のせいもあり、きっと彼らはまさに諸悪の根源とばかりに豆を投げつけられているはずです。

そんな中で愛香里を訪れてくれた彼は、世間でいう「鬼」のイメージにはそぐわないなんとも憎めない存在でした。

人(?)を見た目で判断することはいけないと思いつつとにかく私は断言します。 彼は悪いことをするような人(?)ではない。

きっと人生の大先輩である利用者の皆様はとっくにそれをお見通しで、律儀に各人に挨拶周りをする彼に投げられているのは「豆」にみえて実は「・・・まあ、いろいろあると思うけどあんたも頑張りな。」という励ましの言葉・・・少なくとも私にはそのようにしか見えず、そしてそこに種族を超えた深い深い愛を感じたのです。

自身の理解が及ばない恐怖に対し、「排除」ではなく歩み寄り・理解をしようという姿勢・・・。

そんな人として、法人として大事な部分に気づかせてくれた彼に強い畏敬の念を感じずにはいられません。

ありがとう。

来年また来てね!