弊社の施設に入居されている方がこの度自分史を自費出版され、それについて市民タイムスに取材していただき、またそこから新たに投書された内容が掲載されました!
・・・と、ややこしくご紹介していますが、今回の主役である笹井さん、実は御年105歳。
医学的な見方をすればお身体に不自由な部分・・・あります。
身の回りのことでできないこと・・・そりゃああるでしょう。
それでも現状でできることを新たに見出し、それを「やってみよう」と腰を上げ行動に移し、継続し、一つの形として作り上げたこと。
・・・さらにその作品に対してまさかの「満足できるものではない」と言い切れるエネルギーに、私はただただ敬服するしかありません。
少なくとも私自身についていえば、日常生活の中で「○○してみようか。」という意欲の入り口に立つ機会は何度もあります。
ただ、そこでほぼ必ず出てくるのは「だけど、✕✕だしなあ・・・」という「できない理由探し」。
そんなことを考えている間に始めに勢いがあった「してみようか。」の気持ちはどんどん薄まっていってしまう・・・
そんな姿勢がまったく恥ずかしくなってきます。
105年間を生きる中で、コロナ禍やロシアのウクライナ侵攻などごく近年の大きな環境変化にも目を向ける柔軟さとバイタリティも含め、「この方に直接お会いしてお話を伺いたい」と自然に思わせる魅力が文字から伝わってきます。
今回出版された『105歳の物語り』について、お問い合わせなどあれば下記までご連絡ください!
0263-78-7288
年齢を重ねて諦めることが増えたとして、『自分』を諦めてはいけない。
ー三浦 雄一郎ー